よい子のラノベ教室

ラノベ作家デビューをたくらむ会社員が   読んだり書いたり

めちゃめちゃ落ち込んだ、でも頑張る

今、正直凹んでる。

何に対して、どう凹んだか、箇条書きでまとめておく。

 

・キャラ

キャラクターの設定で迷い、ぶれ、行き詰まりかけていることは先日のエントリーで書いた通り。

最初は「いや、俺はストーリー重視だから」みたいな納得の仕方をしていたけれど、ふと思った。それって、キャラは何でもいいと言うこと?

キャラは、作者の子供だと思う。

その子供を「どうでもいい」と断じ、「俺の筋書き通りに踊ればいいんだよ」みたいな姿勢の作者は、どうなんだろうか。

俺には愛がない、そして愛のない作品が、他の人の心を揺さぶるはずがない、そんなことを考え、非常に凹んだ。

 

・ストーリー

じゃあ、そんなに大層にしているストーリーはどんなもんじゃい、と言う話。

昨日、過去に読んだことのあるラノベの第2巻(未読)のアマゾンページを見た。

何か明確な意図があったわけではなく「あの第1巻から、どう言う話を派生させるんだろう」くらいの軽いノリで見た。

で、そこで、自分が考えているストーリーに酷似していることを知った。

しかも、自分が考えているより、おそらくはるかに高いレベルの完成度で。

これには堪えた。

いや、そんなに奇抜な話ではないので、他にも似たような話はたくさんあると思ってたが、それでもポイントポイントで似ていて、ああ、これは二番煎じと言われても反論できないな、と思う。繰り返すが、本当にその本は、今でも未読だ。

 

 

結局、主にはラノベ(小説)を書く才能は微塵もないのではないか。

そんな弱気な考えも頭をよぎる。

 

ただ、である。

逆に、意地でも書き上げようと思った。

ストーリーが似ているのは無視する。

海の水を蒸発させるのは無理なように、過去の小説(ラノベ)を全て目を通し、そこと被らないようにすることなんて土台無理だ。それに、もちろん一字一句同じなわけではないから、あまり他の本は意識せずにやろうと思う。幸い、主はプロではない。プロなら他の本と被っていたら大問題だが、素人は、失うものはない。

 

そう。新人なんだから、未熟で、他とも似ていて、キャラ設定が弱くても当然だ。

いっぱい落選し、いっぱい恥をかいて、階段を登っていけばいいだけの話。

 

絶対にやっちゃダメなのは、そこで、辞めること。

クソ原稿でも何でも書き上げる。

それをしないで頭のなかで「ダメだダメだ」と言いながら老衰して死ぬことだけは絶対にすまい、と誓った。