シーンの長さはまちまちでいい
今回は短いエントリーでごんす。
物語を50に分ける作業をじわじわ進めているのですが、ふと「売れてるラノベは、やはりそういう構造になってるのかな」と思い『弱キャラ友崎君』を読み返してみた。
結論から言うと、何シーンあるか数える作業は途中でやめました。
それより、別のことに衝撃を受けたから。
最初の方に、主人公の友崎君とヒロインの日南の二人の会話シーンがあるのだが、ここだけで平気に20Pくらい使ってた。
本1冊でも200ページちょっとくらいだから、約1割。
単純に50で割ったとしたら平均すると1シーン4〜5ページになるはず。
もちろん、そんな均等に分かれるはずもないけど、せいぜい長くて10Pくらいでシーンを変えた方がいいんじゃないか、なんて思ってた。
でも、そんな余計なことは考える必要はなかった。
だって実際、そのシーン、確かに長いのだが、読んでいて飽きない、むしろ惹かれるシーンなのだ。
読者の読みたいものを、存分に差し上げる。
これだな。